2015年(平成27年) 3月24日(火)付紙面より
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酒田市内の園児・児童がデパートの仕事を体験する「酒田でお仕事体験―キッズデパート」が23日、同市のマリーン5清水屋で開かれ、子供たちがもてなしの心などを学んだ。
国立青少年教育振興機構による「子どもゆめ基金助成活動」の一環として、松若中央学院(同市若竹町一丁目、板垣聖子学院長)が清水屋の協力で企画。思いやりの気持ちを育み、人のために働く喜びを感じてもらうのが狙い。
この日は市内在住の園児・児童20人が午前9時に“出勤”。清水屋営業統括ゼネラルマネージャーの佐々木健さんの指導であいさつの練習を繰り返した後、同10時の開店前には1階出入り口に立ち並び、来店客を「おはようございます」「いらっしゃいませ」と出迎えた。
佐々木さんの案内で店内を巡回したほか、品物を包むラッピングも体験。園児・児童たちはきびきびと作業していた。琢成小4年の本多光世さん(10)は「あいさつは上手にできた。やってみてすごく楽しい」と話していた。
今月26日にはホテルの仕事を体験する「酒田でお仕事体験―キッズホテル」が同市のホテルリッチ&ガーデン酒田で行われる。