2024年12月3日 火曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2015年(平成27年) 8月5日(水)付紙面より

ツイート

さらなる交流発展誓う 北海道・木古内小児童訪問団が来鶴

 鶴岡市立朝暘一小(本田淳校長、児童593人)の姉妹校・北海道木古内町立木古内小(中山秀悦校長、児童141人)の交流訪問団が3日まで2泊3日の日程で同市を訪れた。2日は朝一小で歓迎交流会が開かれ、両校の児童や学校関係者が交流を深めた。

 朝暘一小は、明治時代に旧庄内藩士が開拓で移住して名付けた同町の鶴岡地区にあった旧鶴岡小と、1964(昭和39)年に姉妹校となり、相互訪問などで交流してきた。旧鶴岡小が2011年3月で閉校し木古内小に統合された後、同年11月に木古内小の校長や児童代表らが朝暘一小を訪れ、あらためて姉妹校盟約を結び、交流を継続している。朝暘一、旧鶴岡の両小学校の交流がきっかけとなり、両市町は1989年に姉妹都市盟約を結んでいる。

 今回来鶴したのは、中山校長を団長に、5、6年生の女子児童4人、野村広章町教育長、仁禮秀嗣PTA会長ら計15人の訪問団。朝暘一小体育館で行われた2日の歓迎式では、5、6年生や教職員、PTA関係者ら約200人が出迎え、児童たちが合唱で歓迎した。朝暘一小児童会の小林竜徳運営委員長(6年)が「一緒に交流を深めて両校の絆をより強くしていきましょう」とあいさつ。木古内小の中山校長は「旧庄内藩校の流れをくむ歴史と伝統のある朝暘一小を訪問でき、うれしく思う。皆さんの歓迎にとても感動した。この感動を木古内の人々に伝え、末永い交流を続けていこう」と呼び掛けた。

 両校のPTA代表が鶴岡市の伝統工芸品「絵ろうそく」と、木古内町のマスコット「キーコ」と「絆」の文字が描かれた木製プレートを交換。双方の児童たちが自分たちの地域や学校の歩み、校歌を紹介するなどして友情を確かめ合い、さらなる交流の発展を誓い合った。

 訪問団は滞在中、朝暘一小の児童らと共に羽黒山石段登り、加茂水族館見学などを通して交流を深めた。

朝暘一小の児童たちがつくるアーチに迎えられ、歓迎交流会に臨んだ木古内小の児童たち=2日
朝暘一小の児童たちがつくるアーチに迎えられ、歓迎交流会に臨んだ木古内小の児童たち=2日



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field