2015年(平成27年) 1月28日(水)付紙面より
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今年3月に福島県福島市を会場に行われる「第12回全国スポーツ少年団バレーボール交流大会」の女子の部に酒田市の宮野浦バレーボールスポーツ少年団が県代表として出場する。団員たちが26日、市庁舎を訪問して本間正巳市長に活躍を誓った。
同大会は、団員にスポーツの喜びを経験する機会やより伸びるための研修の場を与えるとともに、全国から集まる団員相互の交流を図ってもらおうと、日本体育協会日本スポーツ少年団、日本バレーボール協会などが、文部科学省などの後援で毎年開催している。
県予選会は昨年12月に大江町体育センターで開かれ、酒田市の宮野浦、新堀両小学校の女子による宮野浦スポ少は決勝で同市の若浜スポ少を2―1で下し、全国大会への出場権を得た。宮野浦スポ少を指導する小寺由一監督は「小柄だが、バランスの取れた良いチーム。大きなチームに勝つためレシーブ、サーブに練習時間の多くを割いている」と話す。
この日は、五十嵐琳主将(新堀小6年)はじめ団員11人、小寺監督らスタッフ、保護者約20人が市庁舎を訪問。本間市長が五十嵐主将に賞賜金を手渡し、「市民全員が期待しているということを忘れないでほしい。悔いが残らないよう、全国大会ではこれまで監督・コーチから教えてもらったことを全部発揮してきて」と激励。五十嵐主将は「元気な声と明るい表情で自分たちの試合をすることが目標。感謝の気持ちを忘れず、悔いの残らないように頑張ってきます」と抱負を述べた。
全国大会は、宮野浦スポ少を含め各都道府県の代表48チーム(開催県のみ2チーム)が出場して3月27日から4日間、福島市内の3会場で行われる。
2015年(平成27年) 1月28日(水)付紙面より
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鹿児島県志布志市内の児童・生徒らが26日まで3泊4日の日程で酒田市松山地域を訪問。24日午後は地元の児童と共に雪遊びに興じ、交流を深めた。
市松山総合支所の青少年国内外交流事業の一環。ともに市町村合併前に「松山町」だったことを縁に1994年から交流がスタートした。夏は山形の児童が鹿児島を訪問してマリンレジャーなど南国生活、冬は鹿児島の児童・生徒が雪国生活をそれぞれホームステイしながら体験し、交流を深めている。
今回訪れたのは、志布志市教育委員会生涯学習課の福留憲一参事を団長に、同市内の小学5―中学1年の男女9人ら計11人。一行は23日午後に空路で庄内入りしホームステイの受け入れ家族と対面、松山伝承館や、新しくできた松山城址館を見学したほか、菓子作りを体験した。
日程2日目の24日は松山スキー場でスキーを体験した後、午後からは地見興屋小グラウンドや同校近くの田んぼで南部コミュニティ振興会(齋藤勝会長)、地元の地見っ子ふれあい協議会(小巻繁会長)の会員の指導で雪遊び。雪に覆われた田んぼでは、児童・生徒たちが乗ったバナナボートをスノーモービルが引っ張って滑走。迫力あるスピード感に「速いよ」などと歓声を上げていた。志布志市の秦野小5年、松元健亮君(11)は「志布志市では雪があまり降らず、降っても積もらない。いっぱい遊ぶと寒さは全然気にならない」と話していた。
25日は受け入れ家族の下で山形の生活を体験。26日は送別式の後、空路で帰県した。