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2015年(平成27年) 1月29日(木)付紙面より

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独創的なアイデア披露 羽黒高専門科3年生が研究発表会

 鶴岡市の羽黒高校(牧静雄校長)専門科の課題研究発表会が28日、同市羽黒町荒川の羽黒コミュニティセンターで開かれた。自動車システム、機械システム、総合情報の3学科の3年生が、それぞれ年間を通して取り組んできた課題研究の成果を披露した。

 発表会は毎年この時期に開催している。以前は校内で開いていたが、地元企業や保護者などにも研究成果を知ってもらおうと2011年度から同コミセンを会場にしている。また、生徒たちの独創的なアイデアを地域企業に知ってもらうことで、共同研究・開発や商品化、研究支援の獲得などを目指している。

 発表会には、専門科の1、2年生約100人や教職員、来賓、保護者などが出席し、3年生の成果発表に耳を傾けた。3年生100人余りが単独―10人前後のグループに分かれ、それぞれ3分の持ち時間でそれぞれの研究成果を披露した。教職員など4人が研究の主体性や発表態度、プレゼンの内容、先見性など5項目で審査。各科の優秀賞を選び、3組の中から最優秀賞を決めた。また、配布されたレポートを基に、1、2年生の投票で特別賞を決めた。

 3年生たちはステージ上で映像、画像を交えながら「除雪アシスト機構の開発」や「映像作品(こま撮りアニメ)制作」、「メカトロアイディアコンテスト出場のためのロボット製作」など、さまざまな研究の取り組みや成果、課題などを発表。燃費向上を目的とした燃料研究として同校で取り組んでいる「マイクロバブル」の技術応用・展開についての発表も行われた。

 各発表の後に質疑応答が行われ、審査員から「製作したものを会場で披露すれば観客に伝わりやすい」などとアドバイスを受けていた。

専門科の3年生たちがそれぞれ取り組んできた研究の成果を発表した
専門科の3年生たちがそれぞれ取り組んできた研究の成果を発表した


2015年(平成27年) 1月29日(木)付紙面より

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和食メニュー自分で 鶴岡「男の料理教室」16人挑戦

 鶴岡市中央公民館女性センター主催の「男の料理教室」が28日、同センターで開かれ、旬のタラの煮付けや冬野菜のヨーグルトあえなど定食となる和食メニューを教わった。

 男性の自活意識を高め、生き生きとした暮らしにつなげてもらおうと企画。本年度は、「定食シリーズ」と銘打ち、昨年11月から来月にかけての全4回で、3回目となるこの日は市内の男性16人が参加した。

 日本料理専門調理師の土田常雄さん(62)が講師となり、タラの煮付けやタラのカルパッチョ、アサツキのみそ汁など4品に挑戦。メーンのタラの煮付けでは、煮汁は水:酒:しょうゆが6:1:1と分量を説明。「料理酒は合成酒で塩などが入っているので、清酒を使うのがお薦め。酒のさかなにする場合は、水の分量を7か8にして減塩して」と家庭での応用をアドバイス。

 カルパッチョなど本格メニューながら、ソースはポン酢と市販のドレッシングに細かくした乾燥岩ノリを混ぜて作るなどお手軽メニュー。市内から初めて参加した男性(67)は「自分で魚料理ができればと思い参加した。煮付けは簡単で難しいというイメージが変わった」と話していた。

 本年度最終となる来月の4回目では天ぷらに挑戦する予定。

タラのカルパッチョ作りなどに挑戦した男の料理教室
タラのカルパッチョ作りなどに挑戦した男の料理教室



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