2015年(平成27年) 11月15日(日)付紙面より
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ものづくりの楽しさを伝える県立鶴岡工業高校(菅原和明校長)による「鶴工ものづくり展示会」が14、15の両日、三川町のイオンモール三川で開かれ、メカトロロボット操縦や木工のジクソーパズル製作など多彩な体験コーナーで家族連れが楽しんでいる。
地域に開かれた工業高校として、子どもたちを中心に広く市民にものづくりの面白さを発信していこうと毎年行い、今年で12回目。機械、電気電子、情報通信、建築など各システム科の全6科が参加し、2日間にわたり延べ200人の生徒・教職員が参加。製図や電気自動車などの展示、無料のものづくり体験として金属加工のキーホルダーやペットボトル空気砲作り、3Dプリンターの実演などを繰り広げている。
このうち初日の14日は生徒約80人が参加し、各コーナーで買い物客らに展示品などを説明。今年のメカトロロボットの全国大会に出場したロボット操縦コーナーでは、男の子が目を輝かせながらテニスボールなどを掴んで移動させる操縦を体験。鶴岡市から訪れた佐藤諒佑君(4)は「操縦が好き。ロボットが動くのが楽しかった」と話していた。15日午後4時半まで。