2015年(平成27年) 11月18日(水)付紙面より
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酒田市内のラーメン店で組織する「酒田市麺類食堂組合」(組合長・加賀屋貢「新月」社長)のメンバーが17日、市内2つの保育園を訪問し、「酒田のラーメン」を園児らに振る舞った。
同食堂組合が合同で販売する「酒田のラーメン」は、煮干しやコンブから取っただしを使用しているのが特徴。地元の味に親しんでもらおうと1978年から毎年、市内の保育園を訪問し、ラーメンを振る舞っている。今年は市内の鳥海、本楯両保育園で行われた。
鳥海保育園(斎藤薫園長、園児41人)には組合員3人が午前7時ごろに訪問、調理室で園児と職員、地域住民ら約100人分のチャーシューやスープ作りを開始した。
同11時までに完成し、ランチルームに“出前”。園児たちは「おいしい」と大喜びし、感謝の気持ちを込めて組合員の前で歌を披露するなどした。大井優奈ちゃん(5)は「ラーメンは大好き。スープが甘く、おいしかった。また食べてみたい」と話していた。