2024年12月3日 火曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2015年(平成27年) 12月5日(土)付紙面より

ツイート

17年春デビュー「TRAIN SUITE 四季島」 鶴岡駅とあつみ温泉駅停車

 JR東日本は、2017年春にデビューさせる豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島(トランスイートしきしま)」の運行ルート概要を発表した。3コースのうち、東日本と北海道を周遊する最長の3泊4日のコースが羽越本線を走り、鶴岡駅とあつみ温泉駅に停車する。同社は「停車駅を起点にした周辺観光を企画し、地域振興にも役立てたい」としている。

 四季島はいずれのコースも上野駅発着。JR東日本は「こだわりの食や心のこもったおもてなしで『本物の上質感』を感じてもらい、この旅でしか味わえない特別感のある非日常的な体験を提供する」としている。

 10両編成で定員34人。デラックススイート2部屋とスイート15部屋、展望やラウンジ、ダイニングの車両を備える。

 春から秋(4―11月)に運行予定の3泊4日コースは、初日は日光に立ち寄った後に車内で宿泊、2日目は北海道内に入り、宿泊は登別周辺のホテルや旅館を利用する。3日目は途中で来年開業の北海道新幹線に乗車し、最終4日目は日本海側を南下して鶴岡、あつみ温泉両駅に停車する。ほかに春から秋に甲信越などを巡る1泊2日コースと、冬(12―3月)に2泊3日で主に東北の太平洋側をクルージングするコースを設けた。3コースで県内停車は鶴岡、あつみ温泉駅のみ。

 3泊4日コースの料金は、1人60万円以上を想定。具体的な運行日程や料金などは来年3月に発表される。今後、東北地方の祭りや花見の名所を巡るコースなど期間限定の運行も検討する。

 JR東日本の広報担当者は「鶴岡、あつみ温泉駅など停車駅での具体的な観光プランは、今後、地元と調整して決めていきたい」と話している。

 鶴岡、あつみ温泉両駅には昨年と今年、寝台特急「カシオペア」の特別クルーズが立ち寄り、鶴岡市などが歓迎イベントを実施した。同市観光物産課は「四季島の乗客に鶴岡の食文化や観光資源などをPRし、情報発信力のアップにつなげたい」と期待している。

豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」の外観イメージ
豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」の外観イメージ



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field