2015年(平成27年) 12月6日(日)付紙面より
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鶴岡市立朝暘第四小学校(本間正芳校長、児童582人)で4日、地元の菓子職人から和菓子作りを学ぶ授業が開かれた。児童たちが、あんをこねて練り切りを作り、鶴岡の和菓子文化を体験した。
鶴岡の魅力を学ぶ総合学習の一環で実施。同校の3年生118人がクラスごとに分かれて学習した。
この日は同市本町三丁目にある菓子店・遠州屋から齋藤進社長ら2人の菓子職人が講師として訪問した。初めに鶴岡の菓子文化について齋藤社長の講話があり、「きつねめん」の由来などが説明されると児童たちは興味深そうに聞き入っていた。
続いて児童たちは菓子作り体験。「柔らかい」「粘土みたい」などとはしゃぎながら白やピンクのあんを器用にこねて黒いあんを包み、細工を施して「ツバキ」と「犬」の2種類の練り切りを完成させた。池田浩人君(9)は「楽しかった。持って帰って、家族に見せたい。食べるのが少しもったいない」と笑顔で話していた。