2015年(平成27年) 12月8日(火)付紙面より
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「しめ縄飾り」作りを学ぶ体験講座が4日、鶴岡市中央公民館女性センターで開かれた。参加者は縄をなうところから始め、松ぼっくりや綿をあしらって細工し、モダンな正月飾りに仕上げた。
しめ縄飾り作りの講座は、同センターでは2011年に開催して以来2回目。この日は鶴岡市と三川町から合わせて13人が参加した。講師は、酒田市松山地域を拠点にドライフラワーやリース作りをしている女性3人グループ「うさぎの尾っぽ」の長堀みさ子さんと斎藤光子さんの2人が務めた。
初めに参加者たちは、古代米の稲わらを使って縄ない。左よりの3本よりで直径3センチほどの本格的なしめ縄に仕上げた。続いて、しめ縄に動きを持たせて立体的な形に整えると、松ぼっくりや食用ホオズキ、松の葉、トウガラシ、綿花などで装飾。「あまり装飾し過ぎないで、せっかく作ったしめ縄を目立たせて」などとアドバイスを受けながら作業を進め、個性豊かなモダンな正月飾りに仕上げていた。市内から参加した60代の男性は「満足の出来。これで玄関に下げる飾りができたので、新年を迎える準備に弾みがつきそう」と話していた。