2016年(平成28年) 12月16日(金)付紙面より
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2017年用年賀はがきの引き受けが15日から全国一斉に始まった。庄内地方の各郵便局にも多くの人たちが年賀状の投函(とうかん)に訪れた。
鶴岡市山王町の鶴岡郵便局(伊藤久樹局長)では午前8時50分から引き受けセレモニーを開催。伊藤局長は「来年は酉(とり)年。大きく羽ばたける一年を迎えられるよう年賀状を送って」と呼び掛けた。
続いて同市のぞみ町の城南幼稚園・保育園(須田正明園長)の年長児28人が「にじ」を合唱。手話を交えて伸び伸びと歌った後、1人1枚ずつ年賀状を記念投函した。
店内には年賀状投函用の特設ポストが設置され、訪れた市民らが束になった年賀状を投函。先着30人に来年のえと・酉にちなんで鶏の空揚げがプレゼントされた。
同郵便局では今年、高校生などのアルバイト98人を雇用。年末年始休みに入ると作業に加わり、元日配達に向けて「年賀態勢」が本格化する。管内の来年の年賀状の配達は前年に比べ約3万枚減の233万3000枚の見込み。元日配達される年賀はがきは25日が投函期日。
2016年(平成28年) 12月16日(金)付紙面より
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鶴岡市立東栄小学校(瀬川幸子校長、児童78人)で14日、恒例の「獅子踊り」引き継ぎ発表会が行われ、卒業間近の6年生から4、5年生へ獅子頭が引き継がれた。
同校では学区内の添川と東堀越の両地区に伝わる獅子踊りを学校教育活動に取り入れ、全校を挙げて練習を重ねている。6年生はこれまで入学式や地区の祭りなどで披露し、今回の発表会が卒業前最後の踊りとなった。
この日、同校体育館で行われた発表会には保護者や踊りを指導した「地域の先生」らが詰め掛けた。6年生11人は添川と東堀越の2チームに分かれ、獅子頭に藍色のはかま、鈴の付いたわらじなどを身に着けて力強い獅子踊りを披露。力強く太鼓を打ち鳴らしながら、獅子頭を振り勇壮な舞を見せた。
引き続き獅子頭の引き継ぎが行われ、6年生が4、5年生の頭に獅子頭をかぶせ「頑張ってね」と伝えると、受け取った在校生は「ありがとうございます」と元気にあいさつした。両チームの頭を務める5年生の澁谷雄大君、阿部優汰君の2人は「みんなの心を一つに練習してきた。教わったことを忘れずに獅子踊りを引き継ぎたい」「皆さんに教えていただいたことを胸に堂々と踊りたい」と伝統を引き継ぐ決意を述べた。
最後に1―3年生の太鼓と竹のリズムに合わせて4、5年生が獅子踊りを披露。詰め掛けた保護者らは6年生、在校生それぞれの踊りに大きな拍手を送った。