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2016年(平成28年) 4月13日(水)付紙面より

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昭和の懐かしい情景と人々 「心のふる里人形展」開催

 昭和の懐かしい情景、農村や浜で働く人々などをテーマに作品を制作し続けている北海道旭川市在住の人形作家、宮竹眞澄さんの作品展「心のふる里人形展」が、酒田市美術館(石川好館長)で開かれている。

 宮竹さんは大分県宇佐市出身で、30代の頃に独学で人形制作を始めた。当初は洋風の人形を作っていたが、北海道に移住して以来、作風が変化。働く人、東日本大震災からの復興に励む人などを題材に、人間の持つ「強さ」「優しさ」を人形で表現している。

 これまで道内や東北地方を中心に全国37の市や町で個展を開催しており、庄内地域では2013年の鶴岡アートフォーラムでの展示会に続いて3回目。今回は、これまでで最大規模という237体の人形を展示し
た。

 石塑(せきそ)粘土を使って成形、乾燥させてから水彩絵の具で色付けした人形は、タイトルごとに複数を配して一つの情景に仕上げている。新たなスタートを切る新入学児童の笑顔が輝く「ピカピカの一年生」、楽しげな会話が伝わってくるような「時間ですよ」など、鋭い描写力で制作された作品の数々が来館者の目を楽しませている。展示は17日まで。

細かな描写で制作された人形が並ぶ宮竹さんの作品展
細かな描写で制作された人形が並ぶ宮竹さんの作品展


2016年(平成28年) 4月13日(水)付紙面より

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鶴岡公園の桜見頃に

 庄内でも各地で桜が開花し、鶴岡市の鶴岡公園ではほぼ満開の見頃を迎えた。好天となった12日は大勢の花見客でにぎわった。

 鶴岡公園のソメイヨシノは6日に開花宣言。平年と比べて7日早い開花となった。開花直後は天候に恵まれ咲き進んだものの、その後は気温の低い日もあり、若干足踏み状態となっていた。市公園緑地係は12日、「ようやく満開に近づいた」と話す。露店を毎年出店しているという市内の男性は「天気のせいか、今年はこれまでのところあまり客足が伸びていない」と語った。

 山形地方気象台によると、庄内地方は13日夜から天気が崩れる見込み。16日は高気圧に覆われるものの、その後は再び雨の予報となっている。

 鶴岡公園では16、17の2日間、「鶴岡桜まつり」が開かれる。「お花見お茶会」や人力車運行、甲冑(かっちゅう)試着体験などの催しが行われる。

ほぼ満開となり見頃を迎えた鶴岡公園の桜。花見日和に大勢の人が訪れた=12日午前
ほぼ満開となり見頃を迎えた鶴岡公園の桜。花見日和に大勢の人が訪れた=12日午前



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