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2016年(平成28年) 4月15日(金)付紙面より

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地域防災活動の拠点決意新た

 三川町が同町横山の町役場隣に建設した鶴岡市消防署三川分署の開署式が13日、同分署で行われた。新分署は先月16日に運用を開始し、迅速な災害出動はもちろん地域に開かれた消防分署として地域防災活動の拠点となっている。

 三川町は消防署員、通信機器、指令端末、災害出動に必要な資機材をはじめ消防業務を鶴岡市に委託している。業務委託料は年間で2億円弱。旧三川分署は1975年10月の開署以来40年以上が経過し、建物の老朽化が著しく、建築基準法に基づく耐震基準も満たしていなかったことから旧分署の東隣に新分署を建設した。

 新分署は敷地面積約1000平方メートル、鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ床面積は旧分署の約2倍となる約365平方メートル。総事業費は約1億7531万円。事務室、食堂、個室型5室の仮眠室、車庫などを備え、非常用発電機、指令端末は旧分署で使用していたものを移設。署員はこれまで通りの10人で、配備車両は消防ポンプ自動車1台。建物を使った訓練ができるようにはしごを掛けるアンカーなども取り付けた。

 開署式には町や地元町内会、消防団、消防署の関係者ら約30人が出席。阿部誠町長が「災害から町民の生命財産を守り、町ともより一層の連携を図りながら町民の負託に応えていく」と式辞。成田光雄町議会議長の祝辞などに続いて、阿部町長ら6人によるテープカットが行われ、新分署の開署を祝った。

テープカットで新三川分署の開署を祝った
テープカットで新三川分署の開署を祝った


2016年(平成28年) 4月15日(金)付紙面より

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「馬渡の桜」見頃迎える

 鶴岡市櫛引地域の赤川右岸に並ぶ「馬渡の桜」が見頃を迎えた。14日午前はすっきりと晴れ渡り、暑さを感じるほど。地元住民などが残雪の残る月山を遠くに望みながら散策し、花見を楽しむ姿が見られた。

 「馬渡の桜」は、同市黒川から馬渡にかけて赤川堤防約1・5キロと、その北側に続く馬渡川(旧中川)の堤約700メートルの桜並木。ソメイヨシノを中心にサトザクラ、シダレザクラなど約300本が桜の回廊をつくっている。映画「おくりびと」などのロケ地となったことや、月山と鳥海山の両方の眺望を楽しめるとあり、近年は桜の季節を中心に行楽やウオーキングなどを楽しむ人が増えている。

 14日は午前11時に気温が19度前後まで上昇し、爽やかな青空が広がった。馬渡地区のやすらぎ公園や周辺の堤では、平日ながら地元住民やカメラマンが散策したり風景写真を撮影したりと、思い思いに桜を楽しむ姿が見られた。

 市内の60代男性は「満開に近い八分咲きのようだ。雨が降らなければ週末まで楽しめるかも」と話していた。

馬渡川の堤沿いに咲く「馬渡の桜」が見頃を迎えた
馬渡川の堤沿いに咲く「馬渡の桜」が見頃を迎えた



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