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2016年(平成28年) 7月24日(日)付紙面より

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「最高のプレーを」力強く決意 鶴岡田川地区選手団の激励会

 中国地方を会場に開かれる全国高等学校総合体育大会(インターハイ、7月26日―8月20日)と、同定時制・通信制大会(8月予定)の開催を前に22日、出場する鶴岡田川地区の選手団の激励会が鶴岡市の朝暘武道館で行われた。

 本年度は、インターハイの11競技に122人、定時制・通信制大会には卓球とバドミントンの2競技に9人の選手やマネジャー、監督らが出場を決めた。

 NPO法人鶴岡市体育協会(渡部正芳会長)が主催したこの日の激励会には選手団をはじめ体協関係者ら合わせて約80人が出席。渡部会長が「自分の力を出し切り、最高のパフォーマンスを期待する。爽快感に満ちた笑顔で帰ってきてもらいたい」などとあいさつ。各代表に激励金を手渡した。

 出場選手を一人一人紹介した後、選手団を代表し、男子バドミントン競技の団体・個人ダブルスに出場する鶴岡工業高3年の澁谷光希さん(18)が「練習の成果を全て出し切り、最高のプレーをする」と力強く決意表明。最後に全員で勝ちどき三唱を行い、全国の舞台での活躍を誓った。

全員で力強く「エイエイオー」と勝ちどきを三唱、互いにエールを送った
全員で力強く「エイエイオー」と勝ちどきを三唱、互いにエールを送った


2016年(平成28年) 7月24日(日)付紙面より

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田んぼのメダカ“お引っ越し” 小学生も協力し越冬用保全池へ

 庄内町の家根合地区で22日、田んぼに放されたメダカを越冬用の保全池へ戻す捕獲活動が行われた。地元農業者と県、町、小学生と保護者が協力し、用水路のメダカを網で捕まえた。

 家根合地区では地元農業者が2003年にNPO法人「家根合生態系保全センター」を設立し、メダカの保全池を管理している。また、池で増やしたメダカを稲の育成期間中に田んぼへ放し、「メダカがすむ田んぼで安全安心なコメづくり」に取り組んでいる。田植えや稲刈りなどは県、町と連携して余目一小の児童たちから参加してもらっている。

 今回の捕獲活動は初の試みとして、余目第一公民館主催の家庭教育事業「親子DE楽笑くらぶ」活動の一環とし、余目一小の1―4年生やきょうだいの幼稚園児、保護者など合わせて約30人が参加。NPOメンバーや県庄内総合支庁の職員など約20人が事故のないよう子どもたちを手伝った。

 約23アールの田んぼを水抜きし、たくさんのメダカがそばの用水路へ。児童たちが網で水路をさらうと、メダカの他にドジョウやザリガニなどが姿を見せ、「たくさん捕れた!」と大騒ぎ。自慢げに母親にメダカやドジョウを見せる子もいた。余目一小2年の後藤優斗君(7)は「メダカやザリガニを捕まえた。家で飼うならメダカの方かな」と話していた。

 同NPOの佐藤昭一理事長によると、6月8日に田んぼへ放した270匹は数回に分けて産卵し、およそ数百倍に増えているという。「推定十数万匹として、水抜きで用水路に逃げ込んだのはその3分の1ほど。捕まえたメダカは保全池に戻すほか、希望する子供に分ける」と話していた。

小学生と保護者、県職員、NPOメンバーなどが、一緒に水路のメダカを捕獲
小学生と保護者、県職員、NPOメンバーなどが、一緒に水路のメダカを捕獲



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