2017年(平成29年) 4月8日(土)付紙面より
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鶴岡市の旧大山、加茂の両小学校が統合して2017年度に誕生した「大山小学校」(奥山愼校長、児童363人)の開校式が7日、同校体育館で行われた。長い歴史で培った両校の伝統を引き継ぎ、新たな学校をつくり上げていくことを誓った。
少子化に伴う複式学級の解消を目的とした市の学校適正配置計画に基づく統合で、旧大山小を統合新校の校舎に開校した。
開校式には児童、教職員、市関係者、地元住民ら合わせて約500人が出席。奥山校長が「教育に対する地域の期待と熱意を受け止め、未来につなぐ学びやにしたい。加茂と大山の良さをますます発揮し、児童、教職員、PTA、地域が一丸となって新たな一歩を踏み出していこう」とあいさつ。両地区の児童を代表していずれも6年生の本間貴大君(11)と、吉田壮一郎君(11)が「それぞれ積み上げてきたものを大切にし、発展させるため、協力して新しい学校をつくり上げていく」と誓いの言葉を力強く述べた。全員で新しい校歌を元気に合唱し、開校を告げた。