2017年(平成29年) 6月1日(木)付紙面より
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安全な自転車の運転を呼び掛ける「自転車マナーアップキャンペーン」が31日、鶴岡市の鶴岡南と鶴岡工業の両高校近くで行われた。両校の生徒や鶴岡地区地域交通安全活動推進委員協議会(石井正弘会長)のメンバーらが街頭に立ち、登校してくる生徒らに呼び掛けた。
この日は高校生や同協議会のメンバー、鶴岡警察署員など合わせて約30人が参加。午前7時半すぎから「高校生マナーアップキャンペーン実施中」とプラカードを掲げて活動がスタート。登校する高校生らに「おはようございます」と声を掛け、チラシを配布して走行中のイヤホン使用や並走などの危険性を呼び掛けた。街頭立哨に参加した鶴岡工業高3年の三浦貴美香さん(18)は「自転車に乗っていた友人が車と接触したこともあり、身近な危険。自分自身も気を付けたい」と話していた。
同協議会が主催。県警察本部の自転車マナーアップ強化月間(5月1―31日)に合わせ、市内の高校生と協働して毎年実施している。今回は6月1日の衣替えに合わせて、身だしなみのマナーアップも呼び掛けた。同署によると管内で自転車の高校生が関わる交通事故は昨年1年間で二十数件という。