2017年(平成29年) 6月30日(金)付紙面より
ツイート
鶴岡南高山添校(京谷伸一校長、生徒55人)で7月1日(土)に行われる学校祭を前に28日、開催を告げる巨大垂れ幕が登場。学校祭のテーマ「彩」を表したポップなデザインで目を引いている。
巨大垂れ幕の制作は山添高時代からの伝統行事。今回は、生徒会の川上莉奈副会長(3年)がデザイン。テーマの彩の文字を中央に配し、左右にみずみずしいオレンジのイメージを重ねた太陽や虹、バラの花などを描き入れた。地元企業の松文産業から提供してもらった幅2メートル、長さ8メートルの布10枚に下絵を描き、今月23日に全校生徒でペンキで色塗りした。
この日は午後に学校祭準備が行われ、生徒会と行事実行委員会のメンバーたちが4階建て校舎の屋上から垂れ幕を一枚ずつ設置。地上から見守る生徒が「もっと上」「脇にくっつけて」などと指示しながら1時間ほどで縦8メートル、横20メートルの巨大垂れ幕が姿を現した。
秋野美頼(みらい)生徒会長(3年)は「地域に根差した高校なので小さいお子さんからお年寄りまでたくさんの方に見てもらい、学校祭に足を運んでほしい」と話していた。
学校祭は30日(金)に櫛引公民館でオープニング。7月1日は午前9時半から午後2時まで一般公開され、生徒による出店、振る舞い餅、よさこいのステージなどが行われる。