2017年(平成29年) 7月8日(土)付紙面より
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鹿児島相互信用金庫(本部・鹿児島市、稲葉直寿理事長)による「庄内・鶴岡・仙台2泊3日の旅」の一行35人が6日、庄内入り。同日午後には酒田市飯森山二丁目の南洲神社を訪問し、郷土の偉人・西郷南洲(隆盛)翁が築いた庄内地域と鹿児島の絆を再確認した。
鶴岡信用金庫(本部・鶴岡市、佐藤祐司理事長)は一昨年11月、創立90周年を記念し「貸切チャーター便で行く本物の旅かごしま2泊3日の旅」を催行。鶴岡信金顧客らは、鶴岡市と兄弟都市の盟約を結ぶ鹿児島市を訪問した。
今回の庄内訪問は、鹿児島相信による鶴岡信金への「お礼旅行」という位置付け。顧客と役職員計35人が同日午後、空路で庄内入りし昼食の後、酒田市の山居倉庫を訪ねた。
南洲神社では、荘内南洲会の水野貞吉理事長がお出迎え。南洲翁と庄内藩家老・菅実秀が向かい合った像「徳の交わり」を見学した後、講堂で水野理事長による庄内地域と南洲翁の関わり、酒田の南洲神社の起こりなどに関する講話を聴講した。
鹿児島相信営業推進一部の川野光伸執行役員部長は「NHK大河ドラマとして『翔ぶが如く』『篤姫』に続き来年、『西(せ)郷(ご)どん』が放映されることで鹿児島は盛り上がっている。庄内と南洲翁のつながりがここまで深いとは驚き。祭ってもらい、鹿児島県人として光栄」と話した。
一行は同日、あつみ温泉に宿泊。7日は致道博物館や旧庄内藩校「致道館」、羽黒山などを見学した。仙台市内の見学を経て8日午後に帰郷の予定。