2017年(平成29年) 8月27日(日)付紙面より
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酒田市の富士見小学校北側の新井田川河川敷で26日朝、地域住民らによる美化ボランティア活動が行われ、富士見小の児童を含む約230人が除草に取り組んだ。
県建設業協会酒田支部青年部(小野寺章記部長)が中心になって2003年から毎年この時期に実施し、今年で15回目。前日の25日に同青年部のメンバー20人が約2時間かけ、新井田川左岸の河川敷約500メートル区間で草を刈っておいた。
この日は同青年部や富士見小の5、6年生の有志約70人のほか、酒田光陵高の生徒、市、心のふるさと新井田川の会、酒田地区安全運転管理者協会青年部のメンバーらが参加。午前6時半すぎから、河川敷一面に散らばった草を熊手でかき集めては、両手で抱え、次々にトラックまで運んだ。河川敷は見る見るうちにきれいになり、参加者たちもすがすがしい表情になった。
小野寺部長は「普段見る何げない光景も誰かの手で守られている。子どもたちにそのことを感じてもらえたらうれしい」と話した。