2025年4月9日 水曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


ページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2017年(平成29年) 12月20日(水)付紙面より

ツイート

農産加工場や定住促進住居 立谷沢に活性化センター

 庄内町立谷沢地区の定住人口促進を図る「小さな拠点(立谷沢地区)」整備事業で、リニューアルが進められている「立谷沢川流域活性化センター」(仮称)が来年3月に完成し、新年度の利用開始を見込んでいる。

 同事業は2014年まで立谷沢保育園として利用されていた庄内町肝煎の克雪管理センターを改修し、人口減少や少子高齢化が進む立谷沢地区の地域づくりに生かすもの。同地区の人口は今年4月1日現在で575人。10年前の07年4月1日現在の836人に比べて約260人減少している。

 センターは鉄筋コンクリート造り2階建てで延べ床面積623平方メートル。1階に農産加工場と交流の場となる多目的スペース、2階にワンルームの「定住促進住居」2部屋と移住希望者が短期間の仮住まいとして利用できる2LDKの「移住体験住居」1部屋が設けられる。

 メーンとなる農産加工場は地元の農林水産物を活用した特産品作りを推進。内部工事完了後、レトルト商品や缶・瓶詰め、総菜などを作る機材を導入。来年秋ごろの利用開始を予定している。

 また、来年2月には立谷沢地区を活動拠点とする地域おこし協力隊の女性2人が新たに着任し、主に加工場運営を担うほか、商品開発や販路拡大の手助けなどを行う。2人は4月から同センターの定住促進住居に入居。「移住体験住居」の利用開始は夏ごろを予定。

「立谷沢川流域活性化センター」(仮称)としてリニューアルする旧立谷沢保育園
「立谷沢川流域活性化センター」(仮称)としてリニューアルする旧立谷沢保育園



ページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field