2025年4月25日 金曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2017年(平成29年) 7月29日(土)付紙面より

ツイート

若い力躍動 南東北総体 精鋭集う

 2017年度全国高校総合体育大会「はばたけ世界へ 南東北総体2017」の総合開会式が28日、天童市の県総合体育館で行われた。全国各地の予選を勝ち抜いた選手たちが堂々と入場行進し、夢の舞台に立った。また、皇太子さまが臨席し、「皆さんの健闘を心からお祈りします」と激励の言葉を述べられた。

 開会式には47都道府県の選手団889人をはじめ、招待者や一般観覧者など約4000人が参加。山形北高チアリーダー部の先導で選手団が次々と入場し、最後尾で山形県選手団の34人が旗手の齋藤真希選手(陸上、鶴岡工業高2年)を先頭に登場すると、ひときわ大きな拍手が湧いた。開会宣言、国旗掲揚などに続き、全国高体連の岡田正治会長があいさつ。水落繁栄文部科学副大臣が祝辞を述べた。

 開催地を代表して吉村美栄子知事が「鍛えた力と技を存分に発揮し、最後まで諦めない高校生らしい元気あふれるプレーで、多くの方に勇気と感動を与えてほしい」と歓迎の言葉を述べた後、皇太子さまが「お互いに友情を育むとともに、地域の方々とも交流を深め、高校生活の良い思い出をつくってください。選手の皆さんの活躍と地元高校生の協力により、この大会が実り多いものとなることを期待します」と述べられた。

 その後、選手を代表して佐藤俊平選手(陸上、庄内総合高3年)と中野沙羅選手(ソフトボール、鶴岡東高3年)が「支えてくれた全ての方々への感謝の気持ちと、都道府県の代表としての誇りを胸に、多くの人に笑顔と元気と感動を届けられるよう、粘り強く最後まで諦めず、正々堂々と全力で競技することを誓う」と宣誓した。

山形県選手団が入場すると大きな歓声が湧き、選手たちが手を振って観客に応えた
山形県選手団が入場すると大きな歓声が湧き、選手たちが手を振って観客に応えた

選手たちへ激励の言葉を述べる皇太子さま
選手たちへ激励の言葉を述べる皇太子さま


2017年(平成29年) 7月29日(土)付紙面より

ツイート

高校生バイオサミットin鶴岡 生命科学研究の成果発表

 生命科学の研究に励む全国の高校生が成果を発表する「第7回高校生バイオサミットin鶴岡」が27―29の3日間、鶴岡市覚岸寺の鶴岡メタボロームキャンパスで開かれている。高校生が取り組んできた研究の成果を熱い思いを込めて発表している。

 日本の科学の次代を担う人材育成を狙いに県、鶴岡市、慶應義塾大先端生命科学研究所が実行委員会(委員長・冨田勝同研究所長)を組織し、2011年から毎年開催している。今年は全国25都道府県の高校、高専合わせて74校から高校生188人が参加した。

 今回は成果発表部門に66点、計画発表部門に30点と過去最多の96研究作品が集まった。成果発表部門では冨田所長をはじめ17人の審査員が発表を聴いて採点し、上位約10作品が決勝審査に進む。

 初日の27日は成果発表部門の研究発表予選が行われた。発表と質疑合わせて8分の持ち時間で、高校生たちは研究の背景や方法、結果と考察を発表。質問にもはきはきと答えていた。「チョウ幼虫の食性と共生細菌の関係」のテーマで発表した鶴岡南高3年の阿部周平君(17)は「2年間温めてきた研究で、まだ初期段階。今日、審査員の皆さんに頂いたアドバイスを今後の研究に生かしていきたい」と話していた。

 28日は同部門の決勝と計画発表部門の研究発表などが行われ、最終日の29日には表彰式が行われる。

高校生が研究の成果を発表した=27日午後
高校生が研究の成果を発表した=27日午後



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field