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2017年(平成29年) 7月8日(土)付紙面より

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七夕に願い事

短冊飾り歌披露 JR鶴岡駅で大宝幼稚園

 七夕の7日、鶴岡市の大宝幼稚園(三浦洋介園長)の園児たちがJR鶴岡駅を訪れ、駅構内に設置された笹(ささ)飾りに願い事をつるし、願いを込めて歌を披露した。

 鶴岡駅構内には先月28日から長さ8メートルほどの笹飾りを設置。観光客や通学の高校生たちが短冊に願い事を記し、五色の短冊でいっぱいになっている。

 この日は地域交流事業として行い、年中・年長児69人が参加。「なわとびが100回とべますように」「ぴあのがじょうずになりたい」など事前に願い事を記した短冊にその場で名前を書き、一人一人飾り付け。高い場所は三浦園長に抱っこしてもらいながらつるした。その後、「七夕」の歌を鈴や振り付きで披露。観光客らがかわいらしい姿に目を細めていた。


手作り網飾りも 鶴岡幼稚園

 七夕に合わせて6日、鶴岡市の認定こども園・鶴岡幼稚園(小杉隆園長)の園児たちが園内に飾ったササに短冊をつり下げ、願い事をした。

 同園近くにある風間家旧別邸「無量光苑釈迦堂」の竹を飾って毎年実施。6日に飾り付けて、7日には子どもたちや職員が発表する七夕会を開いている。

 年長から年少までの約170人が背伸びしながら竹の枝に手を伸ばし、「おやつ食べ放題」「ヒーローになりたい」「おうちを作る人になりたい」などと書かれた短冊を飾った。園児手作りの網飾りも加え、にぎやかな七夕飾りにした。

願い事が天まで届くように歌を披露する大宝幼稚園の園児たち
願い事が天まで届くように歌を披露する大宝幼稚園の園児たち

願い事を書いた短冊をササに飾り付ける鶴岡幼稚園の園児たち
願い事を書いた短冊をササに飾り付ける鶴岡幼稚園の園児たち


2017年(平成29年) 7月8日(土)付紙面より

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鹿児島から交流深めるお礼旅行

 鹿児島相互信用金庫(本部・鹿児島市、稲葉直寿理事長)による「庄内・鶴岡・仙台2泊3日の旅」の一行35人が6日、庄内入り。同日午後には酒田市飯森山二丁目の南洲神社を訪問し、郷土の偉人・西郷南洲(隆盛)翁が築いた庄内地域と鹿児島の絆を再確認した。

 鶴岡信用金庫(本部・鶴岡市、佐藤祐司理事長)は一昨年11月、創立90周年を記念し「貸切チャーター便で行く本物の旅かごしま2泊3日の旅」を催行。鶴岡信金顧客らは、鶴岡市と兄弟都市の盟約を結ぶ鹿児島市を訪問した。

 今回の庄内訪問は、鹿児島相信による鶴岡信金への「お礼旅行」という位置付け。顧客と役職員計35人が同日午後、空路で庄内入りし昼食の後、酒田市の山居倉庫を訪ねた。

 南洲神社では、荘内南洲会の水野貞吉理事長がお出迎え。南洲翁と庄内藩家老・菅実秀が向かい合った像「徳の交わり」を見学した後、講堂で水野理事長による庄内地域と南洲翁の関わり、酒田の南洲神社の起こりなどに関する講話を聴講した。

 鹿児島相信営業推進一部の川野光伸執行役員部長は「NHK大河ドラマとして『翔ぶが如く』『篤姫』に続き来年、『西(せ)郷(ご)どん』が放映されることで鹿児島は盛り上がっている。庄内と南洲翁のつながりがここまで深いとは驚き。祭ってもらい、鹿児島県人として光栄」と話した。

 一行は同日、あつみ温泉に宿泊。7日は致道博物館や旧庄内藩校「致道館」、羽黒山などを見学した。仙台市内の見学を経て8日午後に帰郷の予定。

像「徳の交わり」を見学する鹿児島相信の一行=6日午後
像「徳の交わり」を見学する鹿児島相信の一行=6日午後



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