2024年12月3日 火曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2018年(平成30年) 1月11日(木)付紙面より

ツイート

庄内三十三観音霊場御開帳を前に 韓国・旅行会社に魅力PR

 庄内へのインバウンド拡大、観光ツアー商品造成に向け、韓国の旅行会社の関係者を招いた招聘(しょうへい)ツアーが、6―9日の3泊4日の日程で、庄内地方を中心に行われた。四国八十八カ所巡礼が盛んな韓国で新たな巡礼コースの需要が高まっていることを背景に、今年5月から始まる庄内三十三観音霊場御開帳の魅力などをアピールした。

 県の受託事業として庄交コーポレーションが企画。今年5月1日から10月31日まで行われる庄内三十三観音霊場の御開帳に合わせ「庄内三十三観音札所巡りと環月山・冬の魅力」をテーマに、雪や月山縦走、月山夏スキーといった西川町側と連携した環月山の魅力を盛り込み、韓国の旅行会社4社、佛教放送社から計5人を招聘し、観音札所などを案内した。

 一行は6日に仙台空港に到着。西川町の玉貴で食事と雛(ひな)鑑賞、弓張平でスノーシュートレッキングを体験、雪の感触を楽しんだ。その後、鶴岡市に移動し宿泊は湯田川温泉。

 2日目は、同市湯田川の長福寺(26番札所)を皮切りに井岡寺(27番札所)、羽黒地域の金剛樹院(2番札所)など観音札所を参拝。住職に寺院の特色を質問したり、仏具の説明に興味深げに聞き入ったりした。また、雪深い羽黒山の五重塔まで歩くなど、日本の仏教文化や冬の自然を堪能した。

 3日目は、酒田市方面に向かい、総光寺(12番札所)、延命寺(18番札所)などを参拝。夕方から東京第一ホテル鶴岡を会場に意見交換会を行った。韓国の旅行会社からは「歩いて巡礼するなどし、もっと自然を感じたい。ご住職と話をすることで心を癒やすことができたら」と話した。また、「出羽三山の生まれかわりの信仰に興味を持った。宿泊や修行体験もツアーのプログラムに取り入れたい」との意見も出た。

 最終日の9日は鶴岡市朝日地域の寺を参拝した後、夕刻に仙台空港から帰途に就いた。

鶴岡市泉町の龍覚寺(28番札所)で住職の説明に聞き入る韓国のエージェントら=7日
鶴岡市泉町の龍覚寺(28番札所)で住職の説明に聞き入る韓国のエージェントら=7日



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field