2018年(平成30年) 7月7日(土)付紙面より
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「庄内砂丘メロンの日」の6日、鶴岡市の加茂水族館で、旬を迎えたメロンを振る舞うPRイベントが行われた。来館者は「爽やかな味でおいしい」と笑顔で試食していた。
全国各地の産地が集まり昨年7月に同市で開催された「第3回全国メロンサミット」で、庄内地域では7月6日を「メロンの日」と定めた。産地の鶴岡、酒田、遊佐の3市町や県、JAなど関係者が庄内砂丘メロン産地プロジェクトを立ち上げ、庄内砂丘メロンの消費拡大やブランド力向上を目指し、連携してPR活動を展開することになった。
この日、加茂水族館にはJA鶴岡や鶴岡市の担当者ら6人が訪れ、一口大にカットしたハウス栽培のアンデスメロンと鶴姫レッドを紙コップに入れ、600人分用意。振る舞いに来館者は「わあーメロンだ。うれしい」「とてもおいしい。どこで購入できますか」など話しながら、庄内砂丘産のメロンを堪能していた。
福島県会津若松市から観光ボランティアガイド研修で訪れた新國萌さん(25)は「庄内砂丘でメロンが栽培されていることを初めて知った。歯応えも良く、爽やかな味でとてもおいしい」と話していた。同水族館のレストランでは、6―22日の期間中、アンデスメロンの試食コーナーを設けてPRする。
6日は庄内空港でも振る舞いが行われ、14日には東京銀座の県アンテナショップでもPRイベントを実施する。