2025年4月10日 木曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2018年(平成30年) 7月24日(火)付紙面より

ツイート

週刊少年チャンピオン 漫画家・齋藤勁吾さん(庄内町出身) 初連載スタート

 庄内町出身の漫画家、齋藤勁吾(けいご)さん(24)=埼玉県在住=が、12日発売の「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で初連載をスタートさせた。激動の時代を切り開く幕末剣劇アクション漫画『アカトラ』で、夏の二大新連載の第1弾として巻頭カラーを飾った。

 齋藤さんは庄内町肝煎出身。清川小、立川中、鶴岡中央高、宝塚大卒。漫画を描き始めたのは高校2、3年生の頃。「漫画を描いていた友人や漫画家を目指すストーリーの漫画を読んでいた影響で趣味として始めた」と話す。大学進学を機に本格的に漫画家を目指した。大学在学中、「少年ジャンプNEXT!!」(集英社)でデビュー。これまで「週刊少年チャンピオン」でも読み切り作品を2本掲載しており、今回、満を持しての連載スタートとなった。

 『アカトラ』は、幕末を舞台とした物語。倒幕軍に所属する少女ヒバナと謎の青年・赫虎(アカトラ)。2人の出会いで時代が動きだす…? 赫虎の正体とは…。

 連載開始に齋藤さんは「漫画家という世間に影響を与える職に就く者として地元や関係者に迷惑を掛けないよう行動に気を付け、末永く頑張りたい」と意欲を見せ、「連載初回を読んだ高校時代の友人から連絡があって元気をもらった。庄内の皆さんも読んでみて面白かったらぜひ購入してください」と話していた。

庄内町出身の漫画家・齋藤さんの作品『アカトラ』。新連載の巻頭カラーイラスト=秋田書店提供
庄内町出身の漫画家・齋藤さんの作品『アカトラ』。新連載の巻頭カラーイラスト=秋田書店提供


2018年(平成30年) 7月24日(火)付紙面より

ツイート

真夏の夜に生演奏響く

 鶴岡市の上山添公民館で21日夜、地元住民有志が主催したジャズコンサートが開かれた。集落内に移住してきたプロミュージシャンの活動を応援し、地域の絆を深めようと企画。公民館に初めてジャズの生演奏が響き、訪れた人たちは真夏の夜の楽しいひとときを過ごした。

 「思いがけない出会いが結んだふれあいコンサート―暑い夏の夜をJAZZでふっ飛ばせ―」のタイトルで開催した手作りコンサート。“思いがけない出会い”は、コンサート応援団代表の菅原肇さん(76)の近所の空き家に、昨年11月に神奈川県川崎市からサックス奏者の松本健一さん(52)が移住してきたことから始まった。

 隣組として移住者の松本さん一家を何かと気に掛けていた菅原さん。松本さんが鶴岡でミュージシャンとして活動を始めると、コンサートにも何度か足を運んだ。地元プレーヤーたちとも交流を深めていく、飾り気のない松本さんの人柄にも触れた菅原さんは「移住してきてくれたプロミュージシャンを応援していこう」と、住民有志と応援団を結成し、公民館コンサートを初企画した。

 この日は午後7時にコンサートがスタート。老若男女の住民約70人が集った。サックスの松本さん、昨夏に鶴岡に移住してきたベーシストの若林美佐さん、地元プレーヤーの有地裕之さん(ピアノ)と長谷川順一さん(ドラム)のほか、飛び入りプレーヤーも加え、ジャズナンバーの生演奏が開け放った公民館から夜の集落内へ響いた。目の前で繰り広げられる迫力の演奏に、住民たちはスイングしたり、大きな声援や拍手を送りながらコンサートを満喫していた。

 うれしそうにコンサートを見守る菅原さんは「公民館でジャズの生演奏が聴けるなんて。松本さんが来てくれたおかげで新たな交流や絆が生まれた。みんなが楽しそうで良かった」と話した。

移住が縁で開かれたジャズコンサート。上山添公民館に生演奏が響き渡った
移住が縁で開かれたジャズコンサート。上山添公民館に生演奏が響き渡った



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field