2018年(平成30年) 9月12日(水)付紙面より
ツイート
鶴岡電気工事協同組合青年部(本間昌樹部会長、29人)の高校生交流事業が11日、鶴岡工業高校で行われ、同校電気電子科の1年生37人が高所作業車の実車や配線接続など、電気工事の仕事を模擬体験した。
地元の高校生に電気工事業界へ理解を深めてもらおうと昨年秋に引き続き実施。この日は青年部メンバー13人が同校を訪れ、高所作業車の実車体験、油圧ベンダーによる金属配管曲げ、電線剥ぎ取りと電線接続、鉄板穴加工の体験をサポートした。
生徒たちはカッターナイフやパンチャーなど工具の扱いのこつなどを丁寧に教えてもらいながら体験。このうち、高所作業車の体験では、安全ベルトの装着の仕方を教わり実車すると、校舎より高い地上15メートルの高所を体感。釼持陸斗さん(15)は「校舎の屋上が下に見えた。上で回ったり止まったりすると振動があり怖かったけど、慣れれば大丈夫。街中で高所作業車を見掛けたらどんな仕事をしているかじっくり見てみたい」と話した。本間部会長は「青年部は鶴工OBが多いので、交流しながら電気工事の仕事に興味を持つきっかけにしてもらえたら」と話した。