2020年(令和2年) 5月26日(火)付紙面より
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庄内町狩川の風車村(工藤時雄村長)で24日、「風車村ラベンダー畑復活作戦」としてラベンダー苗の鉢上げ作業が行われた。
昨年、一昨年と中止が続いた「ラベンダー摘み取り体験」を今年6月末から復活させようと、同町観光協会の職員や地域おこし協力隊ら約20人が参加。鉢植え栽培の専門家日向一弥さんの指導の下、風車村内に設置されたビニールハウス内で作業に精を出した。
プランターで育てられた苗を一株ずつ鉢に移し替え、土を換えて水やりし、涼しい屋外の木陰に移した。鉢上げされた苗はここで1年間休ませてから来春定植される。
工藤村長は「ラベンダーは地中海地方の植物なので、蒸し暑い日本の夏には若干数が枯れてしまう。枯れた分を毎年補植していき、今年からラベンダー摘み取り体験を復活させたい」と話した。風車村のラベンダーは東京都港区白金にも出荷しており好評という。「摘み取り体験も毎年期待してくれるファンが多い。風車村の名物を復活させたい」と語った。