2020年(令和2年) 10月17日(土)付紙面より
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今年7月の大雨で被害を受けたJA庄内たがわ月山ワイン山ぶどう研究所のワインを使った「ワイン染めシルク」のスカーフとマスクが商品化され、鶴岡市がふるさと納税の返礼品として活用している。17日から一般販売も始める。
同市朝日地域にある貯蔵施設が浸水して廃棄されることになったワインの有効活用と地域活性化を図る「月山ワイン復興プロジェクト」の一環。商品はシルク製品の企画・販売を手掛ける鶴岡シルク(鶴岡市)が製造。シルクの滑らかな肌触りを生かし、つややかなブドウの色合いが特長の製品となっている。
返礼品はスカーフ、マスクそれぞれに、被害を受けていない赤ワイン「ソレイユ・ルバン・ヤマソービニオン」750ミリリットル瓶を1本ずつ組み合わせた2種類を設定。いずれも100セット限定で、1万5000円の寄付を対象にした。先月下旬から受け付けを開始し、今月上旬から発送を始めた。
返礼品とは別に、スカーフ、マスク単体での一般販売は朝日地域の道の駅「月山」で行い、それぞれ1980円(税込み)。問い合わせは月山ワイン山ぶどう研究所=電0235(53)2789=へ。