2024年12月3日 火曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2020年(令和2年) 11月4日(水)付紙面より

ツイート

コロナ禍今年は中止 来年のまつり向け 輿と衣装お披露目

 鶴岡市温海地域のあつみ温泉魅力づくり推進委員会(会長・相澤康夫温海温泉自治会長)は、湧き出る温泉の恵みに感謝する創作祭り「お湯輿(こし)まつり」で使用する輿と担ぎ手の衣装を新調、10月25日地元関係者らに向けたお披露目会を行った。今年は地元の温泉神社(嶽本文男宮司)の秋祭りと並行して行う予定だったが、コロナ禍のため中止に。同温泉が開湯1200年の節目を迎える来年の開催に向けてアピールした。

 お湯輿まつりは、地域と観光客とが共に盛り上がるイベントを展開しようと、地元有志らでつくる任意団体・まちづくりチームYUKAI(五十嵐公行会長)が中心となり企画。昨年まで同温泉街で開催されてきた山戸能と黒川能の夏の一夜限りの共演「せせらぎの能」に合わせ、2018年から実施してきた。温泉街のあんべ湯周辺を練り歩き、沿道の観客から輿を目掛けて威勢よく温泉の湯が掛けられるパフォーマンスが繰り広げられた。輿にはあつみ杉を切り出した木材を使い段数を上げ、衣装には「湯會(ゆかい)」を文字入れするなどしてデザインを新調し、グレードアップを図った。輿や衣装は地元大工や洋服店が手掛けた。

 五十嵐会長は「ゆくゆくは輿の担ぎ手を広く全国から募集することであつみ温泉への誘客につなげたい。女性にも参加してほしいし、にぎやかにしていきたい」と意気込んでいる。担ぎ手の募集は年明けにも始めたいとしている。

湧き出る温泉の恵みに感謝する創作祭り「お湯輿(こし)まつり」で使用する輿
湧き出る温泉の恵みに感謝する創作祭り「お湯輿(こし)まつり」で使用する輿



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field