2024年11月27日 水曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2020年(令和2年) 12月8日(火)付紙面より

ツイート

一足早くクリスマス到来 酒田駅前「光の湊」にツリー点灯

 先月末に先行オープンした酒田市幸町一丁目の光の湊A棟共用ロビーに、高さ約5メートルのクリスマスツリーがお目見えした。同市の酒田駅前商店街振興組合(理事長・五十嵐渉日新開発社長)が企画したもので、5色のきらめきが一足早くクリスマス到来を告げている。

 同市のJR酒田駅前で進められている駅周辺整備事業のうち、公共施設「ミライニ」、月見(白旗夏生社長)運営のホテル「月のホテル」とレストラン「ALL DAY DINING月のみち」、日新開発のレストラン・バンケット「ル・ポットフー」は先月28日に先行オープン。これを受け、冬の駅前地区を明るく照らすことで、にぎわい創出につなげようと、同振興組合が「酒田駅前クリスマスイルミネーション」として企画した。

 5日夕に行われた点灯式では、大勢の市民らが見守る中、酒田フィルハーモニー管弦楽団でバイオリンを担当する傍ら、県立酒田光陵高音楽部管弦楽班の指導にも携わる蛸井美羽鳥(みはと)さんがクリスマスソングメドレーを演奏。カウントダウンに合わせサンタクロースに扮(ふん)した五十嵐社長がスイッチを押すと、約1万球のLED(発光ダイオード)が5色のきらめきを発してツリーを華やかに彩った。

 五十嵐社長は「駅前のシンボルとして大勢から集まってもらえたら。ぜひ写真をたくさん撮って広く拡散してほしい」と話した。クリスマスツリーは今月27日(日)まで連日、午後5―10時に点灯される。

にぎわい創出に向けて設置されたクリスマスツリー=5日夕
にぎわい創出に向けて設置されたクリスマスツリー=5日夕


2020年(令和2年) 12月8日(火)付紙面より

ツイート

被害木や間伐杉の活用学ぶ 木質ペレット工場で環境教育

 鶴岡市の湯野浜小学校(河井伸吾校長)の5年生18人が4日、同市田代の渡会電気土木(本社・同市下山添、武田啓之社長)田代工場を訪れ、砂防林の松くい虫被害木などが燃料用の木質ペレットに変わる工程などを見学した。

 同校では学校近くの国有林約55ヘクタールについて、東北森林管理局と協定を結び、「はまっこ森」として枝打ちなど体験学習を行っている。一方、渡会電気土木は、庄内一円から松くい虫被害木のクロマツや間伐の杉などを集め、木質ペレットや発電用チップ、土壌改良剤などを生産している。このため同社が今年10月、社会貢献事業として湯野浜小に働き掛け、「環境教育サポート協定」を締結した。

 今回は協定に基づく活動で、先月半ばに5年生がはまっこ森で枝打ちをした際に社員がサポートしたのに続く第2弾。

 環境教育担当の社員の案内で、丸太をチップに破砕する工程や、おが粉にした木を圧縮してペレットにする行程などを見学。また、枝葉や根を細かく粉砕した土壌改良剤は畑の土、チップは酒田市のバイオマス発電所、ペレットはストーブなどに使われていることを学んだ。

 本間海翔君(11)は「昔は捨てられていた木が、農家や発電所などいろんなところで使われていると分かった。ペレットを詰めた袋を自動で積み上げるロボットなど、いろんな機械があって面白かった」と話した。

出来たての木質ペレットを、興味深そうに手に取る湯野浜小の5年生たち
出来たての木質ペレットを、興味深そうに手に取る湯野浜小の5年生たち



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field