2022年(令和4年) 3月23日(水)付紙面より
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新年度は、引き続き新型コロナウイルス感染症への対応と地域経済の活性化との両立を図るとともに、持続可能な地域社会を構築するため、市総合計画で定める目指すまちの姿「賑わいも暮らしやすさも共に創るまち酒田」の実現に向けて職員の実績や意欲、能力などを十分に考慮した適材適所による配置、各段階に応じた女性職員の登用、若手職員がさまざまな部署を経験するジョブローテーション、コロナ禍による影響を考慮しての業務の継続性などに留意したという。また、民間企業の「成果を挙げるためのマネジメント」を学ぶため、これまでの荘内銀行に加え、新たにプレステージ・インターナショナルとの人事交流(1人)を実施する。
主な機構改革は、市民ニーズへの対応を図るとともに、効率的な行財政運営を推進するため総務部市長公室「行政改革係」を「行政経営係」に名称変更、地域創生部交流観光課ふるさと納税担当が新たに係となり、「ふるさと納税係」に。市民部まちづくり推進課「地域づくり係」について支援の対象をより分かりやすくするため「地域振興係」と「地域コミュニティ係」に再編する。また、国のこども家庭庁の設置を見据えて健康福祉部全体の企画立案・総合調整部門として「福祉課」を「福祉企画課」に名称変更、新たに「総合政策係」を置く。酒田駅前交流拠点施設「ミライニ」図書館の運営が指定管理者制度となるため、教育委員会図書館を廃止。「ミライニ開設準備室」を「ミライニ係」として社会教育文化課に移管する。小中一貫教育の本格実施に伴い、中学校区を核とした学校と地域社会の協働活動を推進するため教委企画管理課「学区改編推進室」を「スクール・コミュニティ推進室」に名称変更、スクール・コミュニティ推進主幹を配置する。
部長級の異動では、水産庁から出向中の竹越攻征総務部長は同庁に戻り、後任の総務部長には前田茂男議会事務局長が就任。企画部長に中村慶輔企画部企画調整課長、建設部長に中村良一建設部土木課長、農林水産部長に農林水産省から久保賢太郎氏を迎える。会計管理者に斎藤徹総務部人事課長、上下水道部長に丸藤幸夫上下水道部広域連携推進調整監、教育次長に県教委の佐藤元氏、議会事務局長に菅原正成農林水産部長がそれぞれ就く。