2022年(令和4年) 4月20日(水)付紙面より
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小学6年生と中学3年生を対象にした文部科学省の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が19日行われた。小中とも国語と算数・数学に加え理科を実施。結果は7月下旬に公表される。
文科省によると、全国学力テストは児童・生徒の学力や学習状況を把握分析するため2007年度に始まった。今回が14回目。11年度は東日本大震災で、20年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止で中止となった。国語、算数・数学の2教科を基本とし、3年に1度は理科が加わる。中学3年は英語も3年に1度に実施している。
今回の全国学力テストは国公立全校と私立は半数近くの46・3%が参加。2万8863校、約208万5000人が受けた。
鶴岡市の朝暘第一小学校(鈴木郁生校長)では6年生90人が午前8時半から国語を皮切りに算数、理科の順でテストに挑んだ。文科省で今回の結果を分析し今後の学習指導方法に役立てる。