文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2022年(令和4年) 10月27日(木)付紙面より

ツイート

「道の駅あつみ」27年4月オープンへ

 日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の延伸を見据え、鶴岡市が鼠ケ関インターチェンジ(IC、仮称)の隣接地に移転整備する「道の駅あつみ」について、同市は25日、2027年4月にオープンするなどとした実施方針案を公表した。民間のノウハウを活用し、民間が施設の設計、建設、維持管理・運営を担うDBO(デザイン・ビルド・オペレート)方式の事業方式を採用する。

 温海地域の海岸線の早田地区の国道7号沿いにある「道の駅あつみ・しゃりん」を、約4キロ南の鼠ケ関ICそばに移転整備する。整備エリアは、鼠ケ関小学校近くの日沿道と国道7号、国道345号に囲まれた場所で、敷地面積約2・1ヘクタール。日沿道と国道7号双方の利用者が立ち寄ることができる。

 国と市による「一体型」の道の駅で、駐車場や24時間利用可能のトイレなど道路休憩機能、道路や観光の情報発信機能、鮮魚など産直物販施設や飲食施設などの地域連携機能、さらに防災機能を併せ持つ施設とする。建物面積は約1700平方メートルを想定。年間入り込み客数は「しゃりん」の2倍強となる70万人を見込み、物販や飲食の年間売上高は5億円を目標にしている。

 施設テーマは「鼠ケ関・温海・鶴岡の“旬”をつないで、手軽に、いつ来てもワクワクする道の駅」。整備方針には▽日本海側の東北のゲートウェイ(玄関口)として広域的に地場産品を充実させ、グルメによるおもてなしを提供▽地元との協働・連携による積極的なイベント実施による、持続的なにぎわい形成の拠点▽地域活性化に寄与する施設―などを掲げた。

 今後のスケジュールでは、市が23年12月に民間事業者を決定し、事業者は24年3月の市議会での議決を経て実施設計に入り、25年度の着工、26年度中の完成を予定する。

鼠ケ関ICそばに移転整備される「道の駅」の予定地(鶴岡市提供)
鼠ケ関ICそばに移転整備される「道の駅」の予定地(鶴岡市提供)



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field