2023年(令和5年) 3月12日(日)付紙面より
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今月25日から大阪市内開催
市役所表敬 活躍を誓う
今月25日(土)から6日間、大阪市内で行われる日本リトルシニア中学硬式野球協会主催「JA共済杯第29回日本リトルシニア全国選抜野球大会」に、庄内地域一円の中学生でつくる硬式野球クラブチーム「酒田リトルシニア」(齋藤俊理事長・会長)が8年ぶりに出場する。昨秋の東北大会で3位入賞し出場権を得たもので、酒田市在住の選手らが10日、市役所を表敬訪問し、丸山至市長、高橋千代夫議長に全国大会での活躍を誓った。
酒田リトルシニアは2008年2月に結成。現在のメンバーは庄内地域一円の中学1、2年生計19人。東北6県の計60チームが参加し昨秋、秋田県内12の球場で行われた秋季新人東北大会で4強に進出。準決勝で優勝した秋田北リトルシニアに惜敗したが、東北第3代表の座を勝ち取った。
この日は齋藤理事長、井上芳副理事長・ヘッドコーチらの引率で、市内在住メンバー11人が市役所を表敬訪問。齋藤理事長が東北大会の勝ち上がりを紹介した後、丸山市長が「昨夏の甲子園で酒田リトルシニア出身選手が活躍した。伝統が花開いた感じがする。この伝統を受け継ぎ、酒田の名を全国に高めて」、高橋議長が「バレーボール・アランマーレの活躍などもあり、酒田に良い風が流れている。頑張ってきてほしい」とそれぞれ激励した。
丸山市長から激励金を受けた浅井葵貴主将(14)=鳥海八幡2年=は「どの大会も苦しいのは初戦。全国大会の初戦も緊張すると思うが、これまで頑張ってきた成果を生かしたい。日頃から支えてくれている人たちへの感謝の思いを力に変えたい」と誓った。130キロ近い速球を投げ込む主戦・白旗桜芽投手(14)=酒田四2年=は「自分のピッチングで試合が決まる。エースとしてチームを引っ張りたい」と話した。
酒田リトルシニアの全国大会初戦は26日(日)で、関東代表の横浜都筑リトルシニアと対戦する。