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2024年(令和6年) 2月8日(木)付紙面より

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マダラの解体 興味津々 湯野浜小食文化学ぶ会 熱々寒鱈汁に舌鼓 郷土の伝統食に触れる

 鶴岡市の湯野浜小学校(八渡宗一郎校長)で6日、鶴岡の食文化を学ぶ会が行われた。湯野浜温泉・游水亭いさごやの大野直一調理長(51)が鼠ケ関港に水揚げされたマダラの解体を子どもたちに披露した。

 学ぶ会は郷土の伝統食を伝えようと同校と鶴岡市食文化創造都市推進協議会がタイアップして企画した。この日は6年生19人が参加。大野調理長が丸々と太った雄のマダラを使って白子や胃袋を子どもたちに見せたり、身の三枚おろしを実演した。

 昼の給食に合わせて出来たての寒鱈(かんだら)汁とズワイガニの炭火焼きが出され、子どもたちは「すごくおいしい」と舌鼓。女の子は「タラの解体を見たのは初めて。白子の量にびっくりした」と感想を話した。

 大野調理長は「マダラのどんがら汁は何一つとして捨てるところがなく骨や肝臓がいいだしを出してくれる。日本海の冬の味覚を楽しんで」と語った。

 市食文化創造都市推進協議会の後藤富実さんが「鶴岡の伝統食と食文化の伝承について」をテーマに講演し、鶴岡市がユネスコ食文化創造都市に選ばれたいきさつについて子どもたちに伝えた。

大野調理長のマダラの解体を興味深げに見る子どもたち
大野調理長のマダラの解体を興味深げに見る子どもたち

天然の岩ノリを入れた出来たての寒鱈汁を味わった
天然の岩ノリを入れた出来たての寒鱈汁を味わった



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