2024年(令和6年) 2月10日(土)付紙面より
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鶴岡市下川の湯の浜カントリークラブが9日、仮オープンし、待ちかねた地元のゴルフ愛好者らが今シーズンの初プレーを楽しんだ。例年にない暖冬の影響で昨年より3週間ほど早い“シーズンイン”となり、訪れたゴルファーたちは「今年もよろしく」とあいさつを交わしながら次々とコースに繰り出した。
この日朝のコースの気温は3度。曇り空ながら風は弱く、プレーを楽しみにしていたゴルファーたちは「2月初旬の初打ちにしては、まずまずのコンディション」と口々に話していた。ゴルフ場を運営する庄内ゴルフによると、雪のない日が続いたことから、下見に訪れる人や電話での問い合わせが多くあったという。初日は15組約50人が訪れ、午前8時半過ぎから順にコースに出た。
市内のゴルフ仲間4人で訪れた川上正さん(72)は「年明けすぐに新潟県や庄内町の庄内ゴルフ倶楽部でプレーしたが、仲間と一緒に地元でプレーできるのはやっぱり楽しい。寒さも気にならない」と話した。ゴルフ場の泉谷伸社長兼総支配人は「暖冬ということもあって、早めの仮オープンを待ち望んだ地元の人が多かった。天候によってはクローズになる場合もあり、予報を見ながら予約してもらえれば」と話していた。湯の浜カントリークラブは来月12日まで割引の仮オープン料金を設定。同13日から本オープンとなる。