2024年(令和6年) 6月30日(日)付紙面より
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世界各国を代表する16歳未満の選手がバドミントンのシングルス世界一を懸けて争う「国際バドミントンU16庄内2024」が29日、鶴岡市小真木原総合体育館で開幕した。12カ国の代表選手32人が出場し、30日までの日程で予選リーグと決勝トーナメントが行われる。
同大会は、慶應義塾大先端生命科学研究所の前所長で名誉教授、鶴岡市名誉市民の冨田勝氏が中心となって設立した一般社団法人世界バドミントンU16推進協議会が主催。2019年に初開催し、コロナ禍の影響で昨年4年ぶりに第2回大会が行われた。
今回はデンマークやフランスなど欧州圏や、北米圏の米国とカナダ、アジア圏のインドネシア、韓国、タイ、オセアニア圏のオーストラリア、ニュージーランドなど世界の強豪国から男女24人が来日。国内からはU16代表4人と県代表2人、開催地の鶴岡市代表の2選手が出場した。
初日の29日は男女とも4ブロックに分かれて予選リーグを展開。各コートでは選手たちが前後左右に素早く動き、力強いスマッシュやネット際の攻防で観客席を沸かせた。
タイの代表選手と対戦した鶴岡市代表の廣瀬朱選手(14)=鶴岡一中3年=は「世界レベルの選手との初対戦で緊張し、自分のプレーができなかった。次はもっと足を動かし、積極的に仕掛けたい」と話していた。