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2024年(令和6年) 9月11日(水)付紙面より

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災害時の食体験 レトルト「防災給食」 鶴岡市の小中学校で実施

 被災者の食事を体感してもらおうと鶴岡市教育委員会は管内38小中学校の児童・生徒に「防災給食」を実施した。

 鶴岡市の大山小学校(生田弥恵校長、児童293人)で9日に行われた防災給食では、全校児童が5カ月間保存できるレトルトパックの五目ご飯(290グラム、403キロカロリー)と食物繊維が取れる野菜ジュースを味わった。

 佐藤真帆さん(6年)は「レトルトなので普通の五目ご飯と味は同じ。とてもおいしかった。被災者の方は、いつもこういう食事を取っているのだろうな、と想像した」と感想を話した。

 同校の教諭は「電気、ガス、水道がすべて止まってもすぐ食べられるのが防災給食。普段の温かい給食や各家庭の食事のありがたさに感謝しましょう」と呼び掛けた。

 9月1日の「防災の日」に合わせて市教委が全小中学校の児童・生徒約9400食分(教職員含む)を用意した。市学校給食センターの担当者は「万が一の災害対応の一つとして防災給食を備蓄するか検討課題に挙げたい」と語った。

パックを開けてレトルトの五目ご飯を食べる児童=大山小
パックを開けてレトルトの五目ご飯を食べる児童=大山小

調理する必要がなく、すぐ食べられる「防災食」
調理する必要がなく、すぐ食べられる「防災食」



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