2024年(令和6年) 11月2日(土)付紙面より
ツイート
日本郵便が発行する2025年用年賀はがきの販売が1日、全国一斉に始まった。鶴岡市山王町の鶴岡郵便局(藤井泰局長)でも初日から市民が訪れ、来年の干支(えと)・巳(み)年に届ける年賀はがきを購入していた。
全国の総発行枚数は前年比約25%減の10億7000万枚。無地(85円)をはじめ、干支にちなんだ「宝袋と蛇」や「東北の銘産と祭り」の絵入り、来年開催の大阪・関西万博のキャラクター入りの寄付金付き(90円)など8種類を発行。抽選で当たる「お年玉賞品」は1等(現金30万円など)、2等(ふるさと小包など)、3等(お年玉切手シート)のほか、今回は特別賞として大阪・関西万博寄付金付き年賀はがきを対象に、10万本に3本の確率で当たる同万博のペアチケットも用意されている。
鶴岡郵便局で30枚購入した市内の70代女性は「毎年初日に購入して、筆で書いて送っています。筆文字が喜ばれているので、相手の喜ぶ顔を思い描きながらまた筆を持ちます」と話していた。同郵便局は販売初日、先着30人に紅白餅をプレゼントした。