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2024年(令和6年) 11月5日(火)付紙面より

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被災地応援の明かり チャリティー「漁火まつり」 酒田

 今年7月の記録的大雨の被災者を応援するチャリティーイベント「第2回漁火(いさりび)まつり」が2日夕、酒田市の酒田港東ふ頭交流施設「SAKATANTO(サカタント)」で開かれ、来場者たちが旬の海鮮や飲み比べを楽しんだ。

 県漁業協同組合(本間昭志代表理事組合長)、サカタントを運営するGOOD LIFE ISLAND合同会社(同市飛島、本間当代表社員)の共催。今年元日の地震で甚大な被害に遭った石川県能登地方を応援するため6月に開催した第1回に続き企画。7月豪雨の被災者や駆け付けたボランティアらに対し「同じ酒田市民としてできることを」と、市の協力で開いた。

 日中に降っていた雨がやみ午後6時半から開会式が行われ、西村盛県漁協専務理事らがあいさつ。その後、太鼓道場「風の会」(酒田市)の演奏に合わせ、集魚灯を明々とつけた県小型いかつり漁業協議会所属の小型漁船5隻が港内を航行し、会場を盛り上げた。

 募金箱が設置された会場では、ボイルガニや紅エビ汁の限定販売のほか、サカタント内6店舗によるイベント特別メニューの提供、DJによる音楽イベントが催され、多くの来場者でにぎわった。西村専務は「被災者が一日も早く安心して生活を送れるための一助になれば」と話した。集まった募金やイベントの売り上げの一部は、市の「令和6年7月山形県酒田市大雨災害義援金」に寄付する。

風の会の演奏の中、集魚灯をつけた漁船が港内を航行
風の会の演奏の中、集魚灯をつけた漁船が港内を航行



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