2024年(令和6年) 12月18日(水)付紙面より
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22日(日)に京都・都大路を舞台に開かれる第75回全国高校駅伝競走大会に本県代表として出場する酒田南高駅伝競走部のメンバーらが16日、酒田市役所を表敬訪問し矢口明子市長らに健闘を誓った。
酒田南は10月26日に長井市で開かれた県大会(7区間42・195キロ)で、2時間10分10秒のタイムを記録し、2位以下に大差をつけて8年ぶり7回目の優勝を果たし、都大路への切符を手にした。
この日は1―3年の選手10人が齋藤法明校長、阿部亮監督と共に市役所を訪問。齋藤校長が「豪雨災害に見舞われる中、『自分たちにできることを』と頑張った選手たちを誇りに思う」、阿部監督が「県大会は一度も首位を譲らず、完璧なレースだった。選手たちからは都大路を走れる喜びを味わいながら力走してもらえれば」とあいさつした。
市スポーツエンブレムを贈った矢口市長が「市民を元気づけてほしい。まずは体に留意して。心から応援している」、赤坂宜紀教育長が「全力で走り切ってほしい。良い報告を待っている」と激励。これを受けて大宮健治主将(17)=3年=は「これまでの県最高記録を更新する2時間6分台が目標。応援してくれる人の顔を思い浮かべながら皆さんの力になる走りをしてくる」と抱負を述べた。
阿部監督によると、今月7、8の両日には京都で試走。同18日に再び現地入りし、本番に備えるという。全国大会には、酒田南を含め47都道府県と全国11ブロックの代表計58チームが出場する。スタートは午後0時半。