2024年(令和6年) 12月19日(木)付紙面より
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JAあまるめ(佐藤一彦組合長)は17日、生活困窮者が明るい気持ちで正月を迎えられるよう「福祉餅」を庄内町を通じて、町社会福祉協議会(奥山賢一会長)に寄贈した。
「福祉餅」は、JAあまるめが社会福祉に役立ててもらおうと1988年から毎年寄贈している。今回は管内農家が栽培した「でわのもち」を使った餅(500グラム)を175世帯分寄贈した。
この日は町役場で贈呈式が行われ、佐藤組合長、奥山会長、富樫透町長らが出席。佐藤組合長が富樫町長と奥山会長に福祉餅を手渡した。佐藤組合長は「農協は助け合い、支え合うことが理念。お互いを尊重しながら助け合える社会になれば。まずは食べるものから心も体も温かくなってほしい」とあいさつ。富樫町長は「庄内町の安全安心のおいしい食べ物をより多くの人に味わってもらえるよう取り組んでいきたい」、奥山会長は「餅をいち早くお届けしたい」とそれぞれお礼を述べた。寄贈された餅は今月24―27日にかけて生活困窮者に配布される。