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2024年(令和6年) 12月19日(木)付紙面より

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タイ・ブラパ大と加茂水族館連携確認 関係者6人来鶴 クラゲの共同研究も推進

 タイ・バンコクにあるブラパ大学海洋科学研究所の所長や海洋科学博物館の館長ら関係者が鶴岡市を訪れ今後も加茂水族館(奥泉和也館長)と連携を図っていくことを確かめた。

 来鶴したのはブラパ大学海洋科学研究所のブンルン・ヌアンセン所長や海洋科学博物館のクワンルワン・スリヌイ館長、海洋科学水族館科学者のタナクリット・トンナクさんら計6人。17日に鶴岡市役所を表敬訪問し、ブンルン所長と市開発公社理事長の阿部真一副市長が2019年に結んだ「海洋科学と水族館に関する活動についての覚書」を更新した。ブラパ大と加茂水族館は今後も研究者やスタッフ同士が学術交流を図るほか、クラゲの共同研究などを進める。

 ブンルン所長は「鶴岡は2019年以来2回目。雪が降って寒いが、鶴岡市の職員と加茂水族館のスタッフはとても心が温かい。これからもお互いに協力体制を強めていきたい」と語った。

 一行はこの後、加茂水族館沖海月で会食。タナクリットさんとティカンポン・ベインゴーンさんのタイの水族館科学者2人は今月20日まで加茂水族館でクラゲの繁殖技術などについて学ぶ。

阿部副市長(右から3人目)、奥泉館長(同2人目)と記念撮影するタイの一行
阿部副市長(右から3人目)、奥泉館長(同2人目)と記念撮影するタイの一行



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