2024年(令和6年) 12月20日(金)付紙面より
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文化部に所属する高校生たちの活動成果を紹介する教育普及展覧会「高校生アートフォーラム展」が、鶴岡市の鶴岡アートフォーラムで開かれている。
庄内地区高校文化連盟などが主催し毎年この時期に開催している。鶴岡田川地区の高校生を中心に酒田飽海地区からも参加を募っており、18回目の今回は庄内一円の12校約600人の生徒が書道や写真、美術・工芸、文芸など約300点を出品した。
書道は額装した臨書を中心に複数の高校による干支(えと)の年賀状や、「密告」「橋ものがたり」など藤沢周平作品のタイトルを色紙に書いた鶴岡中央高書道部の作品などが展示された。また、写真は庄内浜や平野、日常などの風景をはじめ、人物や動物などをテーマに、若者らしいみずみずしい感性で撮影した作品が並んだ。
このほか美術・工芸は油彩や水彩、アクリル、クレヨン画やペン画、CGなどのデジタル画などさまざまなジャンルの絵画、個性豊かな立体工芸が展示された。
展示は22日まで。週末の21日(土)、22日(日)は華道作品が展示されるほか、茶道部の呈茶(21日のみ)、和太鼓演奏(22日午後2時~)などが発表される。