2024年(令和6年) 12月21日(土)付紙面より
ツイート
鶴岡市の大山小学校の児童を対象に週1回、大山コミュニティセンターで開催している「大山放課後子ども教室」で18日、外部講師を招いた生け花教室が行われ、子どもたちがクリスマスの生け花に挑戦した。
この子ども教室は、大山自治会が母体となり、実行委員会組織をつくって運営しているもので、年度初めに登録した児童が一年間を通して、地域の伝統行事や茶道や華道などの伝統文化に触れる活動をしている。本年度は1年生から4年生までの児童31人が参加している。
この日は、いけばな小原流鶴岡支部(阿部剛支部長)の有志5人が講師となり、コチア、赤いカーネーション、シノブヒバを材料に、同流の基本花型「たてるかたち」に取り組んだ。子どもたちは、寸法や傾斜角度などの説明を受け、見本を見ながら剣山に上手に挿していった。出来上がった作品に「コチアがクリスマスツリーみたいでかわいい」「家の玄関に飾りたい」と喜んでいた。