2024年(令和6年) 12月21日(土)付紙面より
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鶴岡市自然学習交流館ほとりあは18日、小学生を対象に募集した「外来生物らーめんレシピコンテスト」の最優秀レシピを発表した。最優秀は島田すみれさん(鶴岡市立朝暘第三小学校6年)の「ざりっ粉味噌カレーラーメン」が選ばれた。このレシピを使ったラーメンは、ラーメンダイニング「晴天の風」(鶴岡市伊勢原町)が期間限定で提供する。
ほとりあは2012年の開館以来、都沢湿地の自然環境保全のため外来生物の駆除を行っている。中でもウシガエルは年間約1000匹、アメリカザリガニは約2万匹を駆除しており、同時に駆除した外来生物を有効活用するプロジェクトにも取り組んでいる。
今回のコンテストは「外来生物活用プロジェクト」の一環として実施。今年7月末から8月中旬まで小学生以下を対象に広くレシピを募集した。
最優秀を獲得した島田さんのレシピは「カレー+みそ」をベースにしたスープに、アメリカザリガニの粉末を練り込んだ麺を組み合わせた。粉末は、ほとりあが同プロジェクトの中で作製した「ざりっ粉」を使用。麺は富樫製麺(鶴岡市神明町)が作った。
晴天の風提供1月10―19日
晴天の風で「ざりっ粉味噌カレーラーメン」が提供されるのは来年1月10日(金)~19日(日)。1杯850円で、うち50円は湿地保全活動のため寄付される。