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荘内日報ニュース


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2024年(令和6年) 6月25日(火)付紙面より

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初夏の味覚求め行列 産直あぐり さくらんぼまつり 品種当て楽しむ

 「あぐりさくらんぼまつり」が23日、鶴岡市西荒屋の産直あぐりで開かれた。あいにくの雨天となったが、県内外から訪れた大勢の行楽客が初夏の味覚・サクランボを求めて行列を作った。

 旧櫛引町時代から栽培が盛んなサクランボを広くPRしようと産直あぐり主催、櫛引観光協会共催で開催した。この日は午前8時前からサクランボを求める客が会場に足を運び、地元生産者からの入荷を待った。

 6月中旬以降の高温の影響で今年は出荷量が極端に減少したため、生産者が販売用の果実を選別、箱詰め、パック詰めし、何回も同産直に運搬。出荷量が少ないため1人当たり1キロの購入数量制限がかけられたものの、箱詰め、パック詰めされた佐藤錦や紅秀峰、ナポレオン、紅きらり、高砂などの各品種が届くと行列の先頭がお目当ての品種を購入した。

 庄内町から妻と2人で足を運んだ70代男性は「家で食べる紅秀峰を何とか2パック買えた。高温で内陸でもサクランボの収穫に影響が出ているのはニュースで聞いた。庄内でもこれほど入荷が少ないとは」と驚きの表情を見せていた。

 このほか施設ではサクランボを実際に食べて佐藤錦、南陽、山形美人、紅秀峰を当てる「品種当て」やクイズラリーなど多彩なイベントが繰り広げられた。

櫛引地域で収穫されたサクランボが次々と運び込まれ、待ちかねた家族連れなどが購入した
櫛引地域で収穫されたサクランボが次々と運び込まれ、待ちかねた家族連れなどが購入した

「どれがどれか分かる?」。サクランボの品種を当てるコーナーで親子連れなどが挑戦した
「どれがどれか分かる?」。サクランボの品種を当てるコーナーで親子連れなどが挑戦した


2024年(令和6年) 6月25日(火)付紙面より

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数学分野の人材育成へ開講 酒田 エキスパート養成塾 小中学生37人検定合格目指す

 酒田市在住の小中学生を対象に、数学分野で活躍する人材の育成に取り組む市の数理教育推進事業「エキスパート養成数学塾」の開講式が22日、同市の酒田東高校で行われた。参加する児童・生徒らは来年1月に日本数学検定協会の「数学検定」「算数検定」合格を目指す。

 エキスパート養成数学塾は、将来数学オリンピックに出場するような数学エキスパートの育成に取り組むもの。酒田市民の寄付を原資に昨年度から実施している。

 本年度は同市内在住の小学6年生から中学3年生の計37人が参加。毎月1―2回、土曜日の午後1―4時の3時間、東北公益文科大学や酒田東高、市内の中学校教員などが講師となり、自分の学年より上位ランクの数学・算数検定問題に取り組む。

 この日の開講式には参加する児童生徒全員と赤坂宜紀教育長、講師を務める教員らが参加。赤坂教育長が「仲間と切磋琢磨(せっさたくま)し、数学の楽しさを味わいながら自分の目標に向かって頑張ってほしい」と激励。その後は学年ごと4クラスに分かれて授業が行われ、児童生徒らは真剣な表情で取り組んでいた。

 参加する直井桃子さん(14)=酒田三中3年=は「よりレベルの高い数学を勉強したい。最後まで諦めず問題を解いていきたい」と抱負を語った。

数学分野の人材育成に取り組むエキスパート養成数学塾が開講
数学分野の人材育成に取り組むエキスパート養成数学塾が開講


2024年(令和6年) 6月25日(火)付紙面より

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男女共同参画社会づくり功労者 内閣総理大臣表彰に井東さん(鶴岡ナリワイプロジェクト代表)

 本年度の男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰受賞者に、鶴岡市大泉地区在住で鶴岡ナリワイプロジェクト代表の井東敬子さん(57)が選ばれた。本県の受賞者として井東さんは8人目。表彰式は後日、内閣府から発表される。

 井東さんは、「好き・得意」なことで地域課題を解決する小さな起業“ナリワイ”を目指す鶴岡ナリワイプロジェクトを2015年に設立。講座を通して多くの女性に新しい働き方と、能力発揮のきっかけをもたらした。

 今回の受賞に井東さんは「過去の受賞者は皆さん長く活動を続けている人ばかり。うれしいというより『もらって良いのかな』という驚きが先に立った。卒業生が華々しく活躍しており、そこに注目してもらえたのなら受講生みんなで受賞したものと思う」と語った。

 男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰は、多年にわたり男女共同参画社会に向けた気運の醸成などに功績があった人や、各分野で実践的な活動を積み重ね男女共同参画の推進に貢献した人などを顕彰する。1997年から官房長官表彰として実施し、2008年から内閣総理大臣表彰となった。

受賞した井東さん
受賞した井東さん


2024年(令和6年) 6月25日(火)付紙面より

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酒田花火大会の安全祈願 好天願い市民に喜びを 8月3日最上川河川敷で実施

 8月3日(土)に最上川河川敷で行われる「酒田の花火2024―光、笑顔、満開」の安全祈願祭が24日、観覧箇所となる酒田市最上川河川公園で行われ、関係者が神事で大会の安全や成功、当日の好天を願った。

 酒田の花火大会は1929(昭和4)年7月、酒田港が国の第2種重要港湾に指定されたことを記念して行われた。2020、21年は新型コロナ禍、22年は最上川増水の影響で中止し昨年、4年ぶりに行われた。今年は2尺玉を含め前回と同規模の約1万発を、これまでの90分から60分に凝縮し打ち上げる。順延日は設けず、荒天の場合は中止。

 安全祈願祭では市や酒田商工会議所、酒田観光物産協会、花火業者などから約30人が参列。祝詞奏上に続き、実行委員長を務める矢口明子酒田市長、加藤聡酒田商議所会頭、西村修酒田観光物産協会長、花火師代表として本県で唯一花火製造に携わる安藤煙火店(同市栄町)取締役の安藤孝二さんらが神前に玉串をささげた。

 矢口市長は「実行委専門部会での検討も順調に進んでいる。みんなで力を合わせ、市民全員が楽しめ、安心安全な大会にしたい」と。安藤さんは「広大なロケーションをフルに生かした花火で観客を喜ばせたい」と話した。有料観覧席のチケットは販売中で、インターネットやコンビニエンスストアで扱っている。問い合わせなどは市交流観光課=電0234(26)5759=へ。

「酒田の花火」の安全・成功、好天を願った祈願祭
「酒田の花火」の安全・成功、好天を願った祈願祭



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