2025年(令和7年) 1月16日(木)付紙面より
ツイート
約15万球のLED電球を使った庄内最大級のイルミネーションイベント「藤島イルミネーション2024」を締めくくるクロージングイベントが13日、鶴岡市藤島の東田川文化記念館で行われた。旧東田川郡会議事堂(国指定史跡)の壁面にプロジェクションマッピングが投影され、家族連れが幻想的な映像を楽しんだ。
藤島イルミネーションは藤島歴史公園Hisu花(ヒスカ)を多くのイルミネーションで飾り付ける庄内の冬のイベントとして2016年に始まった。現在は市民有志グループ「Hisu花ワークショップ」(井上夏代表)が主催し、地域を元気にするため藤棚やアーチを電飾で華やかに飾り付けるとともに、イルミネーションの設置時期に合わせてさまざまなイベントを実施している。
クロージングイベントは今回初めて企画。2023年11月のイルミネーション点灯式で使用したプロジェクションマッピングを活用した。イベントは午後5時半にスタート。夜光虫のような光や星の輝き、次々と打ち上がる花火、翼を広げる鳥、サンタクロースの姿をした雪だるまなどが議事堂の壁面に次々と投影され、7分ほどの映像を15分おきに繰り返した。また、地元高校生グループが製作したイベントのPR動画も上映された。
両親と一緒に観賞した石川ひまりさん(7)、あいちゃん(4)姉妹は「花火や雪だるまが見えた。とてもきれいですごかった」と話していた。