2025年3月19日 水曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2025年(令和7年) 1月22日(水)付紙面より

ツイート

冬の大自然満喫 鳥海高原 雪原トレッキング

 スノーシューやかんじきを履いて鳥海山麓の雪原を散策する「鳥海高原雪原トレッキング」が18日、酒田市草津の鳥海高原家族旅行村周辺で行われ、参加者が心地良い汗を流した。

 八幡地域観光物産事業実行委員会の主催。県内外から訪れる行楽客に、八幡地域の自然や魅力を紹介するため旧八幡町が主体となり設立したボランティアガイド組織「鳥海やわたインタープリター協会」(信夫効次会長)が主管した。雪原トレッキングは2月に行われる氷瀑トレッキングとともに冬の人気ツアーとなっている。

 この日は時折青空が広がり、県内外から30―80代の男女28人が参加した。かんじきなどを装着し、午前9時に湯の台温泉鳥海山荘(草津)を出発。信夫会長はじめ会員11人の案内で、標高約600メートルに広がる高原を約3時間にわたり自然観察などを楽しみながら散策した。

 今年の積雪量は2・1メートルほど。前日に多く積もった雪で野生動物の足跡はほとんど見られなかったが、ウサギの食べ跡が残るリョウブやクマの爪痕が残るブナといった動物の痕跡のほか、早くも新芽をつけているヤシャブシ、冬でも葉の生い茂ったエゴノキ、ナナカマドに寄生したヤドリギなどさまざまな植物も。「ナナカマドの実はとても渋くて動物もめったに食べないため、冬でも実をつけたままが多い」など会員たちの解説に耳を傾けながら、冬季にしか見られない大自然を満喫していた。

 鶴岡市から参加した30代女性は「かんじきを履いたのも初めて。雪山は夏山の景色と全然違い感動したし、まっさらな雪の上に足跡を付けて歩くのが楽しかった」と笑顔で話していた。

かんじきを履いて雪原散策を楽しむ参加者たち
かんじきを履いて雪原散策を楽しむ参加者たち



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field