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2025年(令和7年) 4月5日(土)付紙面より

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地域農業の担い手目指して 鶴岡市 シーズ第6期生9人新たな一歩

 鶴岡市立農業経営者育成学校「SEADS(シーズ)」第6期生の入校式が3日、同市千安京田の同校で行われた。今期は地元鶴岡市を中心に男女9人が入校。地域農業の担い手を目指して新たな一歩を踏み出した。

 シーズは市が旧いこいの村庄内の施設を活用して2020年に開校。2年制で、受け入れ農家での実習を中心に技術や経営に関する実践的な指導を行っており、これまでの4期で27人が修了。うち25人が同市内で独立または雇用の形で就農している。

 6期生は20―40代で、地元出身のほか、夫のUターンに伴い庄内地域で暮らす女性や東京出身のIターン者らさまざまな経験を持つ人が入校。地元在住で非農家の人もいる。

 入校式には新入生と在校5期生、学校関係者、JAや山形大農学部、庄内農業高など連携団体、来賓ら約50人が出席。新入生紹介の後、百瀬清昭校長が式辞で「夢がある・やりがいがある・役に立つ『3Y農業』を目指して一緒に学び、個性あふれる農業キャリアを積んで地域の未来づくりに貢献することを期待する」と激励した。皆川治市長のあいさつ、県庄内総合支庁の安藤詠子産業経済部長らの祝辞、5期生代表の歓迎の言葉に続き、新入生代表の新関ゆみさん(41)=鶴岡市茨新田=が「それぞれの夢や希望をかなえたいと入校した志を共にする仲間と困難を乗り越え、日々成長し続ける」と誓いの言葉を述べた。

 新入生の一人で東京都出身の小暮啓介さん(41)は「以前の会社で昨春まで3年間、酒田に赴任して庄内が大好きになった。幼い頃から興味があった農業に従事したいと会社を辞め入校を決めた。2年間、人脈づくりに努めたい」と話した。

入校式を終え、記念撮影に納まる6期生ら
入校式を終え、記念撮影に納まる6期生ら



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