2025年(令和7年) 4月6日(日)付紙面より
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本祭5月25日
宵祭24日
宵祭、にぎわいブース会場変更ホコ天に
5月下旬に鶴岡市で行われる庄内三大祭りの一つ「天神祭」の実行委員会(委員長・上野雅史鶴岡商工会議所会頭)総会が4日、鶴岡市役所で開かれた。今年は宵祭の24日が土曜、本祭の25日が日曜と週末に開催されることから、例年以上の人出が見込まれる。また、市合併20周年を記念して藤島、羽黒、櫛引、朝日、温海の5地域から小学生や地元住民による芸能団体がパレードに参加する。
今年の天神祭は24日(土)に宵祭、25日(日)は本祭がそれぞれ行われる。献花展は24、25の両日、露店は24日から26日まで3日間、鶴岡公園内に約140店の出店を見込む。
宵祭の会場は、昨年の鶴岡駅前通りから鶴岡天満宮―市第二学区コミセン間(約180メートル)へ変更。本祭の「にぎわいブース」(午前11時~午後5時)も昨年の三雪橋周辺から鶴岡天満宮―昭和通り間(約450メートル)に変更する。宵祭、にぎわいブースとも歩行者天国にし、地元団体によるステージイベントやキッチンカー出店を予定している。
本祭のパレードはJR鶴岡駅前―鶴岡公園(約2・5キロ)の「<賑(にぎ)わい天神パレード」と、中央児童館―鶴岡公園(約1・5キロ)の「天神はんくねりパレード」の2コースで実施し、いずれも午後2時に出発する。
旧5町村の各団体は「天神はんくねりパレード」に参加する。参加団体は藤島地域が東栄小学校で演目は「獅子踊り」、羽黒地域が羽黒太鼓で「羽黒太鼓と山伏」、櫛引地域が丸岡桐箱踊り等保存会で「丸岡桐箱踊り」、朝日地域があさひむら観光協会で「おいずり」(白装束での練り歩き)、温海地域が念珠関辨天太鼓創成会で「辨天太鼓」。
恒例の「化けもの」の衣装貸し出しは500着を用意する。申込期間は今月10日(木)から来月9日(金)までの予定。新規事業として友人同士で化けものになって祭りに参加する「友化け」を実施する。グループで天満宮を参拝後、飲み物を振る舞いながら市街地を歩く。衣装の着付けと返却は鶴岡アートフォーラムで行う予定。衣装は先着50着で後日募集を開始する。
このほか毎年好評を得ている特製弁当「化け弁」は今年も郷土料理と旬の素材を使って販売する予定。
任期満了に伴う役員選任は上野委員長が留任。副委員長(2人)は高橋健一市町内会連合会副会長が新たに就き、佐藤淳一天神祭企画委員会委員長は留任した。